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どこからどこまでがモラハラ?「私はまだ軽い方」の誤解

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離婚調停

夫のモラハラが原因でモラ夫の仕事中に逃走、その後「婚姻費用分担請求調停」を自分で申し立て、離婚調停に発展、無事離婚に至った102号室の自称「調停離婚界の伝道師」渡部です。

私は、夫との婚姻生活でモラハラを受ける日々の中で辛いと思いながらも、
・暴力を受けているわけじゃないから・・・
・毎日じゃないから・・・
・自分にも悪いところがあるから・・・
・大ごとにしたくないから・・・
と、自分が受けているモラは軽いものだと自分に言い聞かせ過ごしていました。

DVのように目に見えるものではないので、どこからどこまでがモラハラか明確ではなく、自分の感覚や心の持ちよう次第な面があったり、レベルが明確に計れないという点もモラハラの負の特徴でしょう。
モラ夫の声を録音して、モラハラ診断チェッカーにかけたら指数が表示されたりすると良いのですが・・・。

また、毎日毎日モラ夫に怒られ「なんでこんなに俺を怒らせるんだ!」と罵られているうちに“怒らせる私が悪いんだ”と誤った解釈をするようになります。(洗脳)

また、Twitterやネットで他の方が酷いモラハラに遭っている内容を見ると、自分はマシな方なんじゃないかと思ってしまいます。
たぶんこれ、精神的に疲弊していて判断能力が鈍り、自分のメンタルを守るための防御反応が作動して、自分はまだマシ・もっとひどい目に遭っている人がいると思い込もうとする力が作用しているのではないかと思います。

例えば、包丁で指をサックリ切ってかなり流血していて痛くても、殺人犯にナイフで刺されて亡くなった人と比較して「私はまだマシ」と言い聞かせているようなものだと思います。
(いやいや、早く病院行って!)

また、法定残業時間を超えて超過残業で体はボロボロなのに、“生きているからニュースで見た過労死した人よりもマシ”と思ってしまったり。
(体を壊してまで残業する必要はないから!)

周囲のまともな状況の人から見ると、とても異常な光景であるのにもかかわらず・・・

もし大雨の中で傘をささず、それが当然のような顔でずぶ濡れで歩いている人がいたらどう思いますか?
傘をささないと、びちょびちょに濡れてしまいますよ?持ち物も水浸しでダメになってしまいますよ?風邪をひきますよ?

雨

回避するのはそんなに難しいことじゃなくて、傘をさせばいいのですよ
モラハラに遭いながら、それが当然のように過ごしている方には、“雨が降ってきた、傘ささないと☂って思う正常な判断を取り戻して欲しいのです。
今モラハラ被害に遭って、何もしていないあなたは「傘ささないと」って思う気力すらも消失していると思います。モラ夫に奪われてさす傘もない、傘をさしたけどあまりの豪雨に壊れてしまった、そんな状況かもしれません。

「助けて」

小さな声でもいいから、必ず誰か一人には言ってみてください。
まずはそこから。

私が実体験で感じたことは、職場の人や友人など身近な人に相談するよりも、警察や女性センター、弁護士など専門機関に相談に行った方が、有効的な解決策が見出せるように思いました。
身近な人に相談して傷つくこともあります。また、身近な人は決してモラハラ対応の専門家でもありません。基本的に大半の方はモラハラに対しての知識や認識もありません。

また、上述の通り自分が遭ってるモラハラは世間と比べたらそんなに酷くないんじゃないのか?等、自分で判断せずに一度相談に行ってみてください。

自分では自分のことは、なかなか客観視できません。
身の危険がない状態であれば個人的にまずは女性センターがおすすめです。
※身の危険が差し迫っている方はすぐに警察へ!110番を!

私が逃げた時は無かったのですが、2020年4月からは『DV相談プラス』という24時間受付のフリーダイヤルの相談窓口も国(内閣府)が設けています。こちらに相談してみるのも良いかと思います。

なお、DVの内容については暴力を振るわれているだけがDVではありません。モラハラもDVの一種です。DV等支援措置の適応対象でもあります。
横浜市のDV相談支援センターの案内チラシがとても分かりやすいです。

・殴られたり、蹴られたり、首をしめられたりする
・ひどい言葉を言われたり、怒鳴られたりする
・話しかけても無視される。お願いしても助けてくれない
・お金を取られる。借金をさせられる。生活費を渡してくれない
・LINEなどSNSやメールをチェックされる
・家から出させてくれない。家族や友達に会わせてもらえない
・胸や性器などを無理矢理さわられたり、性的なことをされる
・コンドームをつけずに無理やりセックスさせられる。無理やり中絶させられる
・裸の写真や動画を無理やり撮られたり、風俗店などで働かされる

引用元:横浜市DV相談支援センター案内チラシ 分かりやすい表現版(PDF:2,336KB)

上記の通り暴力以外の悩みを抱えている人も、一人で悩まずに相談しましょう。

精神的に限界まで追いつめられると、思考能力が低下します。
正しい判断もできなくなります。
“今はまだ大丈夫”と思わず、ヤバいかも?と思った時点で、早いうちに相談へ行くことをお勧めするとともに、相談に行ってくれることを願います。

すぐに別居、離婚などの行動をするわけではなくても、相談に行って損をすることはありません!
モラハラ被害者は、良い人が多い傾向にあるようなので心配です。

自己否定せず、相談に行って第三者の意見を聞いたり、自分が思っていることを吐き出してみて欲しいです。
まずは傘をさそうと思う第一歩から。

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