こんにちは!
先日、腹腔鏡手術で子宮筋腫を摘出した41歳です。
2023年7月に子宮筋腫の摘出手術(腹腔鏡)のため、人生初めての入院をしました。
入院期間は4泊5日。
今回は入院5日目・退院日の様子をお届けします!
手術から3日後でまだお腹の痛みや肩痛が残る状態での退院。
果たして無事に一人で自宅に帰れるのでしょうか!?
入院グッズで大荷物!
一人で退院するコツもお伝えします!
また、退院時の診察時に見せてもらった子宮と子宮筋腫の画像も掲載しています。
沢山の入院記ブログを読み漁りましたが、画像の掲載があるブログがありませんでした。
・筋腫がある子宮はどんな形?
・子宮はどんな風に縫われるの?
・子宮筋腫はどんな色でどんな形?
このような同じ疑問を持つ方のために、画像を掲載しました。
※初期表示では画像部分は閉じた状態なので、見る・見ないは選択できます!
ということで、この記事では退院日の模様をお届けしていきます。
会計時に、限度額適用認定証を提示しなくても適用されてたエピソードもあり!
【私について】
2023年7月に子宮筋腫摘出手術済
・41歳
・独身(バツイチ・妊娠歴なし)
・一人暮らし
・子宮筋腫6cm
・ミレーナ挿入済み
・注射が大嫌い
▶手術に至る経緯の記事はこちら
▶子宮全摘出or筋腫摘出で迷った記事はこちらこのブログについて
入院5日目の流れ
最後の採血があります。
また、前日行われなかった退院前の診察が朝のうちに行われる予定です。
腹腔鏡手術で4か所にできた傷部分に貼ってあるテープを剥がしてもらえる日でもあります。
そしていよいよ退院です!
10時頃の退室なので、入院食は朝食でラストです。
実際の時系列は下記の通りでした。
- 05:50起床
- 06:30採血
- 07:20朝食
- 08:45診察
- 09:15お腹のテープ剥がし
- 薬待機
- 10:50会計・退院
起床と採血
5時50分:起床
10時目安に病室を空けるように言われています。
診察に呼ばれることを考えると、朝食前に化粧や荷造りを済ませたいところ。
無事に早起きできました!
そして体を起こすと…
肩がとても痛いです!
腹腔鏡手術の二酸化炭素ガスの後遺症による肩痛です。
リクライニング機能でベッドを起こしていくのですが、角度が上がるとどんどん痛くなるのです。
痛みで顔が歪む…
ただ、しばらく時間が経つと痛みが治まってきます。
横になると痛みが復活します。
お腹の痛みは、ズキズキというよりも筋肉痛のような痛みです。
6時30分:採血
朝6時30分からの採血!
入院ならではの時間の早さを感じます。
嫌だな~と思う気持ちが朝早くに終わるので、早い時間の採血も悪くないカモ!と思えました。
また、手術の方がよっぽどしんどいという思いと、肩が痛くてそれどころじゃない気持ちでこれまでの採血よりだいぶ落ち着いて受けることができました。
今着ているパジャマを含め荷物をまとめたかったので、看護師さんに診察前に私服に着替えてよいか聞いてみました。
まだ傷のテープを剥がしてもらってないし、先生の診察次第では退院できないし…
看護師さんの答えは、着替えてOK!
よほどのことがない限り、診察で退院NGは出ないのでしょう。
荷造り
一人で入院し、一人で退院をします!
荷物を自分で持ち運べるよう、色々と工夫して荷造りをしていきます。
入院時は手術前のため、気合いで荷物を運ぶことができました。
入院時の荷物の重量は10.4kg!(入院時の記事)
ただ、退院時は腹腔鏡手術で4か所に皮膚から深部まで創傷がある状態。
子宮も切られているので、まだあちこちに痛みがあります。
入院時と同じように荷物を持って帰ることは難しいと判断し、病院近くのコンビニから一部の荷物を送ることにしました。
病院内の売店から送れる場合もあります!
コンビニから送るとヤマト運輸やゆうパックで割引になる方法あるからおすすめ!
病院に段ボールを持ち込むことは難しいので、宅配用ビニール袋を利用しました。
また、より多くの荷物を梱包できるように圧縮袋も併用。
荷物の梱包方法や、お得なコンビニからの配送方法については別記事に詳細をまとめています。(近日公開予定)
バスタオルは、超薄手な上に速乾性が高いものを持ってきたので、前日夕方にシャワーに入りましたが乾いていました。
普段使っているバスタオルと比較した画像がこちら↓
入院用に購入したやわらかガーゼバスタオルは、日頃使用しているタオルよりも1/4ぐらいの薄さです。
薄いけれど大きさは十分あるので、しっかりバスタオルとしての役割を果たしてくれました。
薄いと移動時に荷物にならないだけではなく、こうして退院日に乾いた状態で持ち運べるのでおすすめ。
生乾きで梱包すると、雑菌が繁殖しそう…
洗濯後じゃないからなおさら!
朝食
7時50分:朝食
本日も前日に続き、20分遅れて朝食が登場。
前日と似たような朝食です。
本日も、神アイテム『ごはんですよ!スティックタイプ』をご飯にかけていただきます。
ご覧の通りあっさりめのおかずが多いので、ごはんですよ!が大活躍しました。
ちなみに魚が何回かでてきたけれど、一度もしょうゆはついてきていないです。
基本的に薄味がついた魚でした。
最後の入院食、完食しました!
退院日は自宅まで帰るのに体力を使うので、朝食をしっかり食べておきたいですね。
退院前の診察
8時45分:退院前の診察
食後しばらくすると、診察に呼ばれました。
外来の婦人科エリアまで向かうように指示がありました。
とても大きな病院なので、外来エリアまではわりと遠いです。
婦人科の窓口でカードキーを受け取り、せっせと外来婦人科エリアまで向かいます。
婦人科外来に到着し、入院の証であるリストバンドを見せて診察に来た旨伝えました。
なぜかキョトンとされました。
(話が通ってなかった?)
(私、もしかして死んでる?)
(いや、病棟の看護師さんには見えてるようだった!)
なにはともあれ、待っているように言われてベンチで待っていました。(私、生きてた!)
手術のとき以来の先生だなぁ~
手術後、病室に先生がやってきて「どうですか?」と声をかけらえるドラマで見るような光景はありませんでした。
先生は外来に手術にめちゃくちゃ忙しいと思うので、一切不満はありません。
名前を呼ばれ、いざ診察室に!
普段の外来時は予約をしていても1時間待つこともありましたが、今回は早かったです。
先生に質問
まずは先生に最大級のお礼!
無事に手術を終えていただき、大感謝です。恩人です。
先生の名前も顔も忘れるまで忘れません!
手術時間について
自分の体はどのぐらいの時間、全身麻酔状態だったのだろう?と思い、手術の所要時間を聞くとなんと、30~40分ぐらいとのこと。
子宮筋腫は3つ取っています。
…なんかおかしいですよね?
早すぎますよね?!
そう、私の担当医は名医と呼ばれるお方。
とても腕が良いのです。
短時間であることに驚愕していると「他の人よりちょっと手が早く動くだけです。」と謙遜する先生。
手術時間は短いほど体に負担がかかりません。
とてもとても感謝!
<補足>
子宮筋腫の位置やサイズ、癒着状況等によっても手術時間は大幅に変わるものです。
手術時間が長い=医師の腕が悪い というわけではありません。
痛みについて
お腹の痛みよりも、毎日肩がとっても痛いことが気になって仕方ありません。
私の周りの友人では婦人系の腹腔鏡手術後に肩が痛くなったという人はいませんでした。
・こんなに肩痛があるものなのか?
・腹腔鏡の後遺症は「数日」で治まると書かれてるけど、何日ぐらい続くのか?
・この痛みは正常なのか
上記を質問しました。
医学的な証明はされていないけれど、あなたのように痩せている人が肩痛を訴えることが多いとのこと。
よって、異常なことではないそうです。
私は身長168.7cm、体重52kgでBMIは18.27
18.5未満は低体重とされています。
確かにBMIが低い人のほうが肩痛が発生するという臨床研究データを目にしました。
原因が腹腔鏡手術時の二酸化炭素ガスなので、ガスが抜ければ必ず良くなるから安心してください、と説明を受けました。
期間についてはバラバラ。
数日の人もいれば、1か月痛い人もいるとのことです。
痛みを取るには適度な運動を継続するしかないようです。
重い物を持つことについて
これから重い荷物を持って帰るわけですが、重たい物を持つことで傷口が開いたりしないのか心配でした。
重い物を持っても大丈夫か聞いたところ、大丈夫!とのこと。
もちろん無理は厳禁。無理のない範囲であれば持っても大丈夫です、と。
でも、皮膚から子宮エリアまで器具をぶっ刺してますよね?
切れてるところ、大丈夫なんですか?
人間とは案外回復が早いもので、2日程度で傷は塞がり始めるということを聞きました。
確かに、当初想像していたよりも切った部分自体は痛くないです。
傷が開くことはあまり気にせず、荷物を持って帰路につきたいと思います。
お酒について
入院前の診察時に、入院前後の飲酒は問題ないか確認していました。
改めて、退院後に飲酒をしてよいか確認しました。
問題ないとのことでした!
暑い夏!冷たいビールが最高!
術後のアルコール摂取については、先生によって意見がバラバラな印象です。
私の担当医は全体的に体育会系というか、あまり病人病人とした扱いをしない性格です。
飲めるんだったらやっちゃいな!そんな感じです。
私には相性の良い先生でした。
★衝撃★子宮筋腫の画像
入院前の診察時から、摘出した子宮筋腫を絶対に見たい!と希望していました。
わずか6cmの子宮筋腫が、長期間に渡って私を苦しめました。
脂汗が出るほどの腹痛を引き起こし、ナプキンが15分持たない出血まで引き起こしました。
そんな憎き子宮筋腫をこの目で必ず確認したかったのです。
先生が忙しいのも重々承知なのですが…
この先、生きていく上で子宮筋腫をこの目で確認しなければ納得ができないという強い思いがありました。
「子宮筋腫の現物を見たい」と希望しましたが、手術直後に見ても恐らく麻酔で覚えていないと言われました。
また、すぐに悪性・良性の検査に出すため保存はしておけないとのことでした。
よって、子宮筋腫の写真を撮っておいてもらうことになりました。
私が手術した病院では、子宮内の画像は撮るようですが、摘出した筋腫を単体で撮影することはないそうです。
自分の想いを伝え、先生に頼んでみてよかった!
先生は、忘れぬようカルテの目立つところに入力してくれていました。
…
子宮筋腫の写真を撮る
…
面倒な患者で申し訳ないです。。。
手術直前も、「筋腫の写真ね!」と言ってもらえて安心しました。
そしてついに、子宮と子宮筋腫の画像を診察時に見せてもらいました。
自分の体だけど、なかなか見ることができない画像。
めちゃくちゃ興奮しました!
子宮がどんな感じなのか、取り出した筋腫はどのような形なのか、気になる方もいると思うので、画像を貼ります。
パソコンに映された画像をスマホで撮影しているので鮮明さに欠ける部分もありますが、なかなかハッキリと写っています
※下記を開くと子宮と子宮筋腫画像が出てきます。縫合後の子宮画像もあります。
血液が苦手な方やグロイものが苦手な方は閲覧注意です。
※子宮及び子宮筋腫の肖像権は私にあることを確認のうえ掲載しています。
腹腔鏡で撮影された私の子宮です。
■左画像
画像左上にポコっと出っ張った部分があり、ここに子宮筋腫があると教えてもらいました。
■右画像
縫合時の糸の圧で凸凹になっていますが、次第にフラットな状態に戻るそうです。
また、下部に写っている黄色い物は脂肪です。
続いて、摘出した子宮筋腫です!
摘出するにあたり、丸い状態から切り刻まれています。
画像は拡大していますが、サイズは約6cmの子宮筋腫でした。
許すまじ!憎き子宮筋腫。
画像を見ながら色々と説明してもらいました。
最後に薬の希望があるかどうか聞かれ、お腹と肩の痛みが残っていたので鎮痛剤の処方を希望。
2週間後に術後の診察を予約して診察は終了しました。
内診はありませんでした。
傷に貼ってあるテープは、病棟に戻って看護師さんに伝えて剥がしてもらってくださいとのこと。
「天気が悪いから気を付けて帰って」と優しいお声掛けをいただき診察室を出ました。
傷部分のテープ剥がし
9時15分:看護師さん登場
病棟に戻り看護師さんに、薬の処方があることとテープを剥がしてもらうよういわれたことを伝えました。
入院前の外来時は薬の処方は処方箋でしたが、入院中は院内処方でした。
薬は部屋まで届けてくれ、会計時に薬代も加算される模様。
病室で待っていると看護師さんがやってきました。
お腹の傷に貼られているテープを剥がしてもらいます。
痛くはないと聞いてるけど、傷を拭くときしみないのか不安…
ちなみに、テープは透明なので血液が滲んで見えていますが、日が経つにつれて赤から茶色っぽく変化していきました。
手術翌日は赤い血液でしたが、退院日の手術3日後には茶色っぽくなっていました。
このテープを剥がし、温かいタオルで拭いてもらえます。
ベッドに寝て、看護師さんがテープを剥がしてくれます。
キズパワーパットのような素材のテープなので、ベリベリっと剥がされる際の痛みはありません。
剥がした後は、温かいタオルで優しく拭いてくれました。
しみる?!と警戒していたのですが、大丈夫でした!
案外傷は塞がっているものなのでしょう。
テープを取った後の傷部分は、下記画像の状態でした。
まだ下腹部全体がふくれています。
おへそは、アザのような血色になっていて(色素沈着ではありません)、周囲は黄色がかっています。
また、おへその中には縫っている糸が見えます。
左右とへそ下の傷は、血や浸出液は出ておらず普通の切り傷のような見た目。
傷の大きさは1~1.2cm程度です。
術後に貼られたテープを剥がした後は、新たにテープを貼られることはありませんでした。
傷がむき出し…
帰宅後にシャワーに入り、市販の手術後の傷あとケアテープ「アトファイン」を貼りましたが、入院時に持参すればよかったと思いました。
傷がそのままむき出しだと、衣類と擦れてしまいます。
退院して自宅まで帰る間のことを考えると、病室で貼ってから帰りたかったです。
※アトファインは塞がっていて乾いた傷に使用するものなので、判断できない場合は看護師さんや医師に相談するのもアリだと思います!
手術後の傷あとは、衣類とこすれて摩擦が生じたり紫外線にあたると、傷あとが目立ちやすくなってしまいます。
こうした物理的刺激から傷を保護したほうがきれいに傷が治ります。
できれば体の傷は目立たないように治したいので、手術後から常に貼り続けています。
貼りかえは5~7日に一度。
毎日交換するものではないので、コスパも悪くないです。
私の腹腔鏡手術の傷に対しては、SSサイズがピッタリでした。
メーカー希望小売価格は1,980円なのですが、ネット上のほうが安く買えます。
近所のドラッグストアだと、1,980円でした。
1か月ちょっと使用していますが、かぶれることもなく使い続けられています。
まだ傷は赤い状態で残っていますが、使い続けることによって傷がきれいになりやすいと信じています!
レビューを見ても高評価の意見が多い商品で、「担当医にすすめられた」というレビューもありました。
傷については、今後経過を記事にしたいと思います。
退室とお会計
病室に届けられるはずの薬を待っていましたがなかなか届きません。
外を眺めてぼーっとしていたのですが、1時間経過。
10時を目安に退出するようにいわれていたこともあり、10時を回った頃にナースステーションに行き質問。
1時間ぐらい薬を待っているのですが…
看護師さんが、調剤担当らしきところに内線してくれました。
「できたら連絡するって言ったじゃないですか!」等聞こえてきます。
薬はできていたけれど、連絡ミスにより放置されていたようです…。
放置プレイ!
再度病室で待ち、少し経ってから無事に鎮痛薬が届きました。
いよいよ退室
ちなみに、10時台には病室を出ますが最終日も個室の費用は1日分が請求されます。
しっかり11,000円加算!
退室時は看護師さんの立ち合いがあり、忘れ物がないか棚や引き出し等のチェックがありました。
トイレの中のナプキン類は忘れそうになるので注意!
ナースステーションに看護師さんがあまりいなかったのですが、お世話になりましたと頭を下げて病棟を出ました。
会計時、限度額適用認定証不要で適用されていた!
病棟で札を渡されており、総合受付で渡して会計をしました。
会計時に驚いたのが、限度額適用認定証を提示していないのに適応されていたことです。
私の保険証はマイナ保険証ではありません!
入院前に市役所に行って限度額適用認定証を取得していました。(国保のため市役所で申請)
※自治体によって異なると思いますが、私が住んでいる市では即日交付ではありませんでした。
取得する際は、時間に余裕を持って申請すると良いでしょう。
限度額適用認定証ってなに?という方は、下記のサイトを参考にしていただければと思います。
ざっくり言うと、医療費が高額になる際に認定証を持っていれば支払金額を抑えることができる制度です。
なぜ、限度額認定証を提示していない&マイナ保険証じゃないのに限度額適用がされていたのかというと、病院がオンラインで確認できるサービスを導入していた為でした。
最初からわかっていたら、お腹が痛い中で市役所行かなかったなぁ…
病院のサイトにも、入院時の持ち物に限度額認定証がある方は持参するよう書かれています。
サイトを更新していないのだと思います。
無駄足を踏まないためには、入院前の診察時に病院の受付で聞いてみるのがおすすめ!
「退院時の精算の際、限度額認定証の提示は必要ですか?オンラインで確認できますか?」と聞いてみるとよいでしょう。
参考:オンライン資格確認の導入について(厚生労働省)
クレジットカードを使用できる病院なので、カードで精算しました。
個室料金が1日11,000円(保険適用外)。
4泊5日で55,000円プラスでかかりましたが、個室にしてよかったと思います。
手術前の不安な時間や、術後の辛い体調の時、周りに気を使わずに過ごせるのはありがたいです。
一人で退院するコツ
4泊5日の入院だったので、4日ぶりに外に出ました。
真夏日が続いていて暑い日でした。
重い荷物を持ち、照り付ける太陽の中を歩きます。
自宅までは電車(乗り換え複数回)・バスを利用して数時間かけて帰ります。
手術直後なので、とても緊張感がありました。
まだお腹の痛みもあり、人にぶつかられたくない気持ちが強かったです。
ぶつかったらすんごく痛いと思う。
傷にも良くなさそう…
安全第一で、
・疲れたら休む
・人混みは避ける
・ゆっくり歩く
をスローガンに帰宅を目指します!
家に帰るまでが入院!(なんか違う…)
コンビニで荷物を出す
入院時に10.4kgになった荷物(入院1日目の記事)。
シャンプーや化粧品類、T字帯など使用して減ったもの・なくなったものもありますがまだまだ重いです。
病院の近くにセブンイレブンがあったので、セブンイレブンから荷物の一部を発送しました。
着日は翌日午前に指定しようと思いましたが、久々の自宅ベッドでの睡眠でよく眠るだろうと思い、午後の時間を指定しました。
荷物の梱包袋のおすすめのサイズ、かかった宅配料金などは、別記事に詳しくまとめています。(近日公開予定)
休みながらゆっくり帰る
疲れたら道端でしゃがみ込んだりしながら、とにかく焦らずにゆっくり帰りました。
お水も飲みながら少しずつ歩を進めました。
バスでは合宿に向かうであろう大荷物の高校生集団(25人ぐらい)と一緒になって焦りました。
大きいリュックやキャリーケースを持った高校生でいっぱい!
普段なら降りる際にかきわけて降りられますが、お腹に人や荷物を一切ぶつけずに降りるのは不可能そう。
また、ちょっと感じが悪い集団で、降りるのに困っている乗客を茶化しています。
引率の先生も注意せず。
気持ちよく通路をあけてくれなそう…
どうしようかな~と思っていたのですが、自分が下車するバス停より前で集団は降りて行きました。
助かった…
乗る際のバス停では自分より後ろに集団が並んでいたのですが、降りる時のことを考えて1本遅らせるべきでした。
今回はたまたま集団が先に下車して行きましたが、自分が先に降りることになっていたら、降りるのは難しかったかもしれません。
かといって、乗り過ごして長距離を歩くのも難しい…。
混んでいる公共交通機関は避けるのが賢明です!
電車もバスも混んでいる車輛の場合は次の便を待ってみましょう。
ぶつかって傷が開いたり痛みが増したりしたら大変です。
自分の身は自分で守ることも大切です。
手術を経験して初めて「ぶつかるのが怖い」という気持ちを経験。
日頃から“すれ違う人が手術直後かもしれない”ということも頭に入れて歩こうと思いました。
帰宅!
そんなこんなで、ゆっくり歩き、疲れたら休憩し、なんとか家に辿り着きました。
蒸し暑い関東の真夏に4泊5日空けた自宅。
築年数が古くてボロボロのアパートです。
ゴキブリが出ていないか心配でしたが、見当たりませんでした!
ゴキブリの天敵であるアシダカグモが、入院の1か月前から室内をウロウロしていたのでアシダカグモのお陰かもしれません。
ちなみにこのアシダカグモは、経血が噴出した超大量出血事件のときに、トイレ付近で一生懸命脱皮していました!
蜘蛛は「神の使い」と言われていて縁起のよい生き物なので、この時のことも手術が無事に終わり新しい自分になれることの示唆だったように感じています♪
また、想像していたよりもカビも発生していませんでした。
入院日に除湿機をタイマーでセットしていたのと、電源不要の除湿グッズ『Yoitas』を下駄箱&押入れに入れておいたのも勝因だと思います。
テーブルの上には、入院前に書いておいた[万が一死んだ際に連絡して欲しい人リスト]が。
仲が良い友人に“死んだことを知られないのもな…”と思い、数名の名前と連絡先を書いておきました。
万が一の際に対応するのは両親なので、両親にわかる内容も記載。
どういう関係か(元同僚、関東でお世話になった人等)、隣駅に住んでいるので部屋退去で困ったことがあったら相談に乗ってくれるであろう人はこの人、などの情報も記していました。
Twitter仲間でありリア友の連絡先も!
リストが使われることなく、無事に帰ってこれてよかったです。
シャワーを浴びる
大荷物で30℃を越えている外を歩いたので汗だくです。
退院前に看護師さんに傷口のテープを剥がしてもらいました。
術後からずっと貼り続けていたものなので、患部をきれいにしたい気持ちもあり、さっそくシャワーに入りました。
入院中のシャワー時は、傷口にテープを貼ったままだったのでしみるようなことはありませんでした。
テープを剥がした状態での初シャワーはさすがにしみる?と恐る恐る洗ってみましたが、ボディソープがしみることはありませんでした!
シャワー後は、傷部分4か所に手術後の傷あとケアテープ「アトファイン」を貼りました。
休みたくても横になると肩が痛い
手術後で痛みもあり体力が落ちている中、大荷物を持って移動したのでさすがに疲れました。
また、手術という恐怖を乗り越えて自宅に戻ってきた安心感。
シャワーに入り髪も乾かし終わり、少し横になって休もうと久々の自宅のベッドで横になりました。
ちなみに田舎のボロアパートで家賃が安い&部屋が広いため、無印のベッドを連結させて贅沢にキングサイズ相当のベッドで寝ています。
ちなみに病院のベッド幅は、約83cmでした。
シングルベッドの幅が97cmなので、病院のベッドはシングルベッドよりも幅が狭かったです。
入院初心者の私は「病院のベッドはシングルサイズ」と思い込んでいました。
無印良品の脚付きマットレスのスモールサイズが幅83cmです。
問題なく寝られる幅ではありますが、私の場合は羽毛布団が床に落ちやすいです。
日頃キングサイズ(180cm)のベッドで寝ているので、約1メートル狭い幅で寝ていたことになります。
ということで、落ち着く自宅のベッドで休みたいと思います。
…
久々の広いベッド~!!
…
と喜んだのも束の間。
すぐに起き上がりました。
なぜなら…
…
横になると…
…
と・て・も・肩が痛いです!
さらには病院のベッドとは異なり、リクライニング機能がないので起き上がるのも大変。
座っていたり、立っていると痛みは楽になります。
仕方がないので休むことを諦め、パソコンを立ち上げて子宮筋腫グッズのデザイン作成をはじめました。
自分の子宮筋腫画像を使用してデザインし、グッズを作りました。
痛い思いをしている最中の方が、気持ちがこもったデザインができるように思います。
逆に休めなくてよかったのかもしれません。
このTシャツを着て、次回の診察に行くんです♥
退院日の飲酒
夜になり、待ちに待ったビールを飲みます。
先生からは許可を得ています!
手術後〇週間はアルコール禁止という制限を受ける方もチラホラ見かけます。
私自身も、病院から渡されたリーフレットには「飲酒や喫煙は控えること」とありました。
ただ、先生に聞いたところ「飲んでも良い」とのことでした。
個々の体調、血液等のデータ等個人差もあると思うので、飲酒についてはこの記事を参考にせず、担当医の指示に従いましょう。
ビールを2缶飲んでみましたが、特に体調が悪化することはありませんでした。
もちろん、ビールによって肩痛や腹部の痛みが解消されることもありません笑
まとめ(退院日総評)
一人でも退院できるということを身をもって証明しました。
単身で心細い方も、大丈夫!
荷物を軽量化して一部を宅配で送れば問題なく帰宅できます。
また、退院後はやっと家でゆっくり休めると思っていましたが、肩痛で休めないという厳しい現実を突きつけられました。
夜は何とか肩痛を我慢して横になって寝ましたが、お腹が痛くて寝返りを打てなかったり、お腹からポコポコ音がしたり、尿意が近かったり、いつもと異なる体調で熟睡はできませんでした。
肩痛は出ない人の方が多いはずなので、出たら出たで諦めるしかないです。
必ず治る症状なので、痛みが取れることを信じて適度な運動を続けましょう!
なかなか痛みが取れず絶望した日もありましたが、この記事を書いている今はどこも痛くないです!!
4泊5日の入院記はこの記事で最後になりますが、引き続き傷の経過や生理の状況、気腹痛・肩痛の情報などの記事を書いていく予定です!
【手術に至る経緯】
▶子宮筋腫摘出までの悩みと経緯・手術の決断
【前の記事】
▶⑤入院4日目・気術後の便/保険書類/退院後の生活説明