おはようございます!こんにちは!こんばんは! ICL手術をした101号室の佐藤(38歳)です。
最初はレーシックを検討していたのですが、結果としてICL手術に変更。

レーシックの仕組みを知るとちょっと躊躇う点が…
レーシック手術は目にレーザーをあてるだけだと思っていませんか?
単純に眼球にレーザーをあてるだけだと思っていたのですが、フリップ(蓋)を作って、めくってレーザーをあてる、角膜を削っている、など知らないことだらけでした。
病院発信のレーシック情報は、メリット多めで集客目的になりがちですが、このページではレーシックを受けに行ってICL手術を受けたの一般人の私が、誰でもわかるように説明しています。
レーシックは知っているけどざっくりした情報しか知らないという方は、この記事を読めば具体的なレーシック手術の内容を知ることができます。
■この記事でわかること
・レーシック時の2種類のレーザーについて
・レーシックには種類があること
・レーシックで削られる角膜について
・レーシックのリスクと失敗

誰でも理解しやすいようにわかりやすい表現で書いています!
一般的なレーシックの方法(仕組み)
レーシック手術方法は、ざっくり言うと『 目にレーザーをあてて視力を矯正する』手術です。
手術をすれば視力は改善するので、術後はすぐに眼鏡なしの生活を手に入れられます!
▼一般的なレーシックの工程
1.角膜の表面をレーザーで薄くスライスしてフラップ(蓋)を作る
2.フラップをめくってレーザーを照射して角膜を削る
3.めくったフラップをかぶせて戻す
レーシックは目にレーザーをビーっとあてることによって視力を矯正していると思っている人も多いのではないでしょうか?
実際は、蓋を作ってめくり、レーザーあてるという仕組みです。
蓋をめくってから、角膜をレーザーで削ることによって、角膜のカーブを変えて屈曲異常を矯正するのです。
もう少し詳しく言うと、エキシマレーザーという短い波長のレーザーで角膜を削ってカーブを変えます。

エキシマレーザーの機械はとても高額です。数千万円レベル!
安い機械だと一気に角膜に強いエネルギーで照射することになり、網膜剥離や白内障を起こす危険性もあるようです。

なるべく避けたいリスク…
レーシックの機械と種類
レーシック手術は機械の種類が色々あり、使用する機械によって金額が異なります。
フラップを作るレーザーの機械と角膜に照射するレーザー、それぞれに種類がありあす。
もちろん金額が高い方が精度も高いです。

高い機械の組み合わせの方が目にとっては安心!でもお金もないし…
大事な目のことなので、高額の機械でより精度の高い手術をしたい気持ちもあります。
しかし、あまり高い金額の物を選ぶと支払いが辛いものです。
どのプランのレーシックにするか決める事は、レーシック検討者の大きな悩みのひとつになるかと思います。

お財布と要相談!!
レーシックを行っている病院のサイトを見ると、さまざまなプランと金額が載っているので見てみてください。
そして自分の貯金残高や、病院側の支払い方法に分割プランがあるかどうかなど調べて考えましょう。
あとは、病院で先生と相談するのが一番です。
しかし、あちらも商売なので高額なプランを勧めてくることも考えられます。
自分でもある程度調べて、レーザーごとの違いなど多少知識をつけて病院へ行くことをおすすめします。
一般的ではないレーシック
『レーシック』は、「レーシックしたんだよね」とか「レーシックしてます!」などのようにレーシックとして一括りにされがちですが、実はレーシックにも色々種類があるのです。

『いちご』って呼ばれてるけど「とちおとめ」や「あまおう」、「紅ほっぺ」などのように種類があるような感じ
表面照射手術(PRK・ラセック)
フラップを作りレーザーをあてるレーシック手術がよく行われている手術です。
しかし、フラップを作らず直接表面にレーザーをあてる表面照射手術もあります。
PRKやラセックと呼ばれるものです。
これらは痛みが強かったり、角膜が再生するまで見えにくいというデメリットがあります。
レーシックは視力が悪いほど角膜を削られる
レーシック手術は視力が悪いほど角膜を削る量が多くなります。
角膜のカーブを変えるために、角膜を削り屈折率を変えるため、視力が悪いほど削る量が増えるのです。
残念ながら一度削った角膜は元に戻らないです。削った角膜は再生しません。また、角膜を多く削ると白内障になるリスクが高くなります。
また、削られて薄くなった角膜が眼球の圧で押し出されることによりカーブが変わってしまい、近視が再発する近視戻りが発生する可能性もあります。
上記のことから、強度近視の場合はリスクも大きいと言えるのではないでしょうか。
私は、角膜を削る量が多いと知った時点でかなりの恐怖が増しました。
レーシックのリスク
前述の通り、レーシックの種類によっては痛みが強い・視力が安定しない、金額によって機械の精度の高低がある、角膜を削ると再生しない、というリスクやデメリットを説明しましたが、それ以外のレーシックのリスクや後遺症として多い内容を説明していきます。
ドライアイ
レーシックをすると、ドライアイが進行すると言われています。
手術によって視神経が損傷して涙が出にくくなり、目が乾きやすくなると言われています。
目の乾きは、術後から3ヶ月程度~1年くらい続く方が多いとされています。角膜の神経は約半年程度で修復されます。(もちろん個人差あり!)
私はドライアイがわりと進行していて、コンタクト購入時に受ける眼科での検査でも毎回指摘されていました。

目薬が手放せない!でもよくさす分、防腐剤は気になる…
防腐剤無添加の「ソフトサンティア」を常備して、よくさしていました。
(潤いは継続しないけど、防腐剤無添加重視。開栓後は10日以内の使用となっているのでマメに使用)
ドライアイに関しては、レーシック体験談を検索すると進行したという方の記事をかなり見かけました。身近でも何年も前にレーシック手術をし、手術前からドライアイだったがいまだに目がよく乾くと言っている友人がいます。
ドライアイで悩んでいる方は、ドライアイのリスクがないICLも一度検討してみると良いと思います。
レーシックより安全?ICL手術とは【手術経験者目線】
ハロー・グレア現象
Hello!こんちはー!・・・ということではないんです。
レーシック後の後遺症として「ハロー」「グレア」という症状があります。まとめて「ハロ・グレア現象」とも言われます。
・ハロー(ハロ)【halo】
暗い場所で光がにじんだ輪のように見えます。
ハレーションのことですね。
・グレア【glare】
光がギラギラしてまぶしく見えます。
ハロー・グレア現象は、後遺症として必ず病院から説明される内容なので、しっかりとお医者さんの説明を聞きましょう!
近視戻り
レーシックで角膜を削ることにより角膜が薄くなり、眼球が眼圧によって薄くなった角膜を押し、角膜が前に移動することでカーブが変わり、近視が戻ることが稀にあるようです。
また、近視が強い場合や術後に強い衝撃を受けた場合に起こります。せっかく手術したのに、近視が戻ってしまっては意味がないですよね。
また、私のように強めの近視だと削る角膜の量も多いと思うので再手術は難しいでしょう。
角膜の厚さが十分にあれば再手術も可能です。
自分の角膜の厚さも関係してくると思うので、お医者さんとしっかり相談しましょう!
レーシックがおすすめな人
さまざまなリスクを説明してきましたが、個人的には目の状態がそこまで悪くない人にオススメです。
近視の度が強かったり、ドライアイの人にとってはリスクも増えるため慎重な検討が必要です。
私の場合は、レーシックをしようと思い病院に検査に行きましたがレーシック手術をできませんでした。
理由は別記事を参照ください。
レーシック当日に【ICL手術】に変更になった理由とタイムテーブル
視力矯正手術はレーシック手術とICL手術が2大手術になるので、「視力を矯正したい」という目的を達成するために、より最善の手段を選んで欲しいです。
レーシックだけではなくICL手術の内容も調べてみて、どちらが自分に適しているかも考えてみてください。ICLを知ったうえで、それでもやっぱり角膜は元に戻らず不可逆的だけどレーシックがいい!という判断に至ったようであればレーシックでよいと思います。
まずは知る事からスタートしましょう!
