おはようございます!こんにちは!こんばんは!ICL手術をした101号室の佐藤(38歳)です。
ICL手術をするにあたりレーシックやICLの事を沢山調べ、レーシックは重度の近視の場合はできないということを知りました。だけど重度の近視ってどのくらいなのでしょう?
また、コンタクトレンズの「-3.50D」とかのDがつく表記って一体何なのでしょう。視力「0.1」のような単位とは違うようだし・・・
湧き上がるさまざまな疑問・・・
- コンタクトレンズの「-3.50D」のDってなに?
- レーシックはどのくらいの近視までができるものなのか?
- ICLなら近視が強くても受けられるって本当?
レーシックやICL手術を検討している方は知っておいた方が良い視力と度数の違いをわかりやすくお伝えします!
この記事を読めば、目の視力と度数の違いを説明できるようになり、レーシック手術やICL手術を受けることが可能な視力を知ることができます。
強度近視の人も諦めないで!!
「視力」とは?
「あなたの視力は?」と聞かれたとき、「0.1以下です」とか「0.7だよ」とか「1.5です。マサイ族には劣ります」とか答えているかと思います。
そう、その数値が視力です。
これは、視力検査の時のC字の切れ目の方向をうす目がバレないように、答える検査方法のものです。
切れ目が斜め上のやつとか答えにくいですよね。
遠くがどれくらい見えるかという検査です。
あの一部が欠けている環は、ランドルト環といいます。フランス人のランドルトさんが考案したからだそうです。
▼ランドルト環
へぇ~と思ったそこのあなた!
明日の朝「ランドルト環」忘れていますよ。(何の予言だよ)
「度数」とは?
目は視力(“遠くが見えればよい”)というものではなく、『調整力』という機能も大事なポイントになってきます。
コンタクトレンズを使用している人はわかると思いますが、パッケージに「-3.50D」「+0.65」のようにマイナス(-)やプラス(+)の±と、小数点第2位までの数値とDを組み合わせたものが記載されていますね。
(ちなみに私は左目:-5.50D、右目:-6.00Dでした)
そう、その組み合わせの値が度数です。
マイナスとプラス
マイナス(-)は近視、プラス(+)は遠視です。
D(ディオプトリー)
この『D』というのは、ディオプトリー(Dioptrie)の頭文字です。
ディオプターとも呼ばれます。ディオプター(Diopter)は英語、ディオプトリー(Dioptrie)はドイツ語です!
デブとかダメな目とか奴隷eyeとか悪口みたいな単語の略じゃなくて良かった、と思ったのも束の間。
ディオプトリーって何のこと?状態ですよね。
ディオプトリーというのは、屈折力の単位で、レンズの焦点距離をメートルで表した逆数の単位です。(これもうわかんねぇな・・・)
一旦、忘れましょう。ご放念ください。(合掌)
さて気を取り直して、噛み砕きましょう。
目にはカメラのピントを合わせる要領で見る対象物にピントを合わせる調整機能があり、対象物との距離に応じて屈折力を変化させて焦点を合わせているのです。
この調整機能の調整力を表す単位が『D』なのです。
40歳以降になると調整力が衰えてきます。これがいわゆる「老眼」と呼ばれるものです。
数値
上記ディオプトリーの数値です。数値が大きいほど度数が強いということになります。数値は0.25刻みです。
<ディオプトリーの計算式>
100cm÷焦点距離(cm)=ディオプトリー(D)
<ディオプトリーの計算例>
裸眼で20cmまで見える場合は、焦点距離が20cmということです。
計算式に当てはめると
100cm÷20cm=5D
裸眼で50cmまで見える場合は、焦点距離が50cmということです。
計算式に当てはめると
100cm÷50cm=2D
こうして当てはめると、焦点距離が近いほど数値が大きい(目が悪い)ということがわかりますね。
私の右目の-6D、、、20cm以下も見えていなかったのかと衝撃です。。。
つまり視力と度数の違いとは?
ざっくりいきますよ!
視力=遠くがどれくらい見えるか
度数=調整力(ピントを合わせる機能)
です!!
説明はシンプルが一番!
レーシックができない強度近視ってどのくらい?
日本眼科学会の「屈折矯正手術ガイドライン」では下記とされています。
エキシマレーザー手術
① 近視については,矯正量の限度を原則として 6 Dとする.
ただし,何らかの医学的根拠を理由としてこの基準を超える場合には,
十分なインフォームド・コンセントのもと,10 D までの範囲で実施することとする.
出典:公益財団法人日本眼科学会「屈折矯正手術のガイドライン(第7版)」
原則は6Dまで。医師から十分な説明を受け、理解した上で同意をすれば10Dまで、ということでしょう。
ただ、個人の目の状態やクリニックによってもレーシックやICLの適用範囲は異なりますので、目安としてとらえてくださいね。
エキシマレーザーって何?と言う方は、別記事をご参照ください。
ICLなら強度近視でも手術できるの?
近視・遠視が強くてレーシックできないじゃん!と諦めモードのそこのあなた!
諦めないで~(真矢みき)
強度の近視・遠視でも、ICLなら受けられるのです。
これはレーシックとICLで手術の仕組みが異なるからです。ICLは角膜を削らず、眼内にレンズを入れる矯正方法なので対応可能なのです。
ICL手術について詳しくは別記事にまとめています。
視力や度数をしっかり把握して、自分の目に合った手術を選んでくださいね。
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